2023.4.24
第115回 (令和4年度第5回) 番組審議会議事録
1.開催日時:令和4年11月29日(火)午前10時00分~11時10分
2.会 場:西宮市職員会館 1階 第2中会議室
3.委員の出席: 委員総数 :8名 / 出席委員数:7名
放送事業者側出席者:4名
代表取締役社長:1名
取締役:1名
統括部長:1名
営業・企画部長:1名
西宮市:1名
4.議題
番組内容についての審議
「ハロー高知家!ゆすはらジオ」
令和4年4月、6月、8月、10月 毎週火曜 17:15 〜 17:30
西宮市の友好都市「高知県梼原町」を身近に感じてもらう番組(高知県梼原町提供)
5.議事概要
社長より審議をお願いする等の挨拶。事務局より委員総数8名中7名の出席で、過半数出席、会は有効に成立している旨の報告。その後、議題に沿って各委員から意見をいただき、必要に応じて放送事業者側が説明・回答しながら進行。
6.審議内容
番組の審議(発言要旨)
委員長:事務局よりの報告、回答について審議に入ります。お感じになった事を忌憚なく発言願いたい。
委 員:西宮市民に梼原に来て欲しい、と言う呼びかけがなく伝わってこない。梼原町の提供番組なのでもう少しあればよいのでは。例えば西宮市民が梼原を訪れたら何らかのサービスが受けられる、であるとか。逆に梼原町の方が西宮に来られた時に何らかのサービスを受けられることはないのか。なぜ梼原町と友好都市提携を結んだのか。
事務局:国の呼びかけで梼原町側から申し出があり提携に至った。特にサービスなど現在はないが、お互いの行き来で提供できる提案ができればよいのではないか。
委 員:梼原町の他に友好都市はあるのか。またそれらの都市の番組はあるのか。
事務局:国内は梼原町の他には奄美市、海外は姉妹都市のスポーケン市の他にロンドリーナ市、紹興市、ロット・エ・ガロンヌ県及びアジャン市と友好都市提携している。
事務局:奄美市に同様の働きかけはしたが、実現には至っていない。
委 員:梼原町は鉄道で訪れにくく、車でしかいけない。以前お遍路で高知〜松山に行ったが梼原町に寄るには距離がある。梼原町が魅力的な発信をしているのは知っているが、行きたくても行きにくい。移住の話は毎回いれたほうがよいのではないか。番組がZoomを使用しての会話で制作していることも言った方がよい。
委 員:最初はなぜラーメン屋なのかと思った。もう少し説明があってもよかったのではないか。また梼原への観光誘致や、位置なども説明したほうがよいと思う。
委員長:行政の人事交流は行っていないのか。
事務局:約10年前までは相互交流があったが現在はない。東日本大震災以降は被災地に職員派遣をしているので、その関係もあるのかもしれない。
委員長:西宮市役所出身で梼原町に定住した方などを活用してはどうか。
事務局 :2月に甲子園で写真展があり、そのために西宮に戻ってこられた元西宮市職員の方をゲストに迎えた回もあった。毎回のゲスト選定は梼原町側に任せている。
委 員:友好都市提携を結んだのは何年か。
事務局:平成3年3月です。
委 員:梼原町と友好都市であることを初めて知ったので、経緯や理由などの説明がないとなぜこの番組が、とリスナーも感じるのではないか。Zoomを使っているが、う〜みさんは現在関西在住なのか。梼原に出向いての収録もあればよい。
事務局:現在は岡山在住。元々は西宮在住でスタジオと梼原を電話等で繋いでいたが、コロナ禍で移動ができなくなり、現在は双方Zoom使用での収録が基本。梼原に行って録音もしたいが経費的な問題もあり実現できていない。
委 員:友好都市であることは知らなかった。機会があればいってみたいと思った。その点では番組は成功していると思う。西宮側からの視点で制作してもよいのではないか。
委員長:6月放送回の茶室の話は梼原でなければ聴けない話。標高1500mの梼原町は客人を大切にする客人信仰の風潮がある。以前梼原を訪れた際、スケッチをしていたら通りがかりの中学生が全員挨拶してくれた。翌朝川でスケッチしていたら看護師と思わしき方が背中を向けている私に挨拶してくれた。そのことを後日町長に手紙で伝えたところ、教育長から返事をいただいた。ちゃどう、はどんな字を書くか言わなければいけない。テレビとラジオの違いは言葉と文字の違い。伝わりにくいことの補足説明は必要である。
議長はその他意見交換の後、本日の審議会を終了し閉会する旨を述べた。
社長は審議会で意見を頂いた事への謝意を述べ、閉会にあたって挨拶を行った。次回の審議会は令和5年1月31日午前10時と決定した。
議長は午前11時10分に審議会閉会を宣した。議事の経過を明確にするため、議事録を作成し委員長及び出席委員の記名押印をする。
7.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法
近畿総合通信局への提出が完了次第「さくらFM」のホームページ(URL https://sakura-fm.co.jp/) にて掲載。
令和4年11月29日
さくらFM株式会社