ネットで聴取

2022.4.14

第107回 (令和3年度第1回) 番組審議会議事録

1.開催日時:令和3年7月6日(火)午前10時00分~11時20分
2.会  場:西宮市立勤労会館3階第6会議室
3.委員の出席: 委員総数 :7名 / 出席委員数:6名

放送事業者側出席者:4名
代表取締役社長:1名
取 締 役:1名
統括部長:1名
西 宮 市:1名

4.議題
番組内容についての審議
「まちたびラヂヲ特別番組 銘醸地にしのみやの歩き方(今津郷)」
2021年5月30日(日) 9:00〜11:58
日本遺産に認定された「銘醸地」の楽しみ方を紹介する特別企画番組

5.議事概要
社長より審議をお願いする等の挨拶。事務局より委員総数7名中6名の出席で、過半数出席、会は有効に成立している旨の報告。その後、議題に沿って各委員から意見をいただき、必要に応じて放送事業者側が説明・回答しながら進行。

6.審議内容
番組の審議(発言要旨)

委員長:事務局よりの報告、回答について審議に入ります。お感じになった事を忌憚なく発言願いたい。番組は3時間であったのか?

事務局:はい。通常の番組(まちたびラヂヲ)も3時間である。

委 員: 家事等をしながら聴いたが楽しかった。レポーターの話が上手で、中継している内容が絵に浮かぶようで判りやすかった。福翁神社の方のお話が楽しくメリハリがあって楽しい番組だと感じた。

委 員:落ち着いてしっくりする番組進行であった。コマーシャルがまとめて放送されていたので判りやすかった。地図を見ながら聴いたのでどの場所を歩いているのかがよく判った。日本遺産という言葉は今回初めて耳にしたが、もう少し広報しなければいけないのではないか。構成文化財というのはどのようなものか。

事務局:日本遺産は文化庁所管の取り組み。従来の文化財行政は活用ではなく保護を中心に実施してきたが、この日本遺産の取り組みは国内・海外を問わず実際に文化財を訪れることで楽しんでいただこうという趣旨で始まった。日本遺産は単体の文化財を指定するのではなく複数の文化財をテーマにしたうえで「ストーリー」として認定する。そのストーリーを構成する文化財という意味である。

委 員:企画は素晴らしいと思った。一部ではあっても地域の文化財を辿りながら紹介するのは日本遺産の意味も伝わるのでとても良かった。初心者のリスナーに対してはネットでの地図の取り方など、番組中に何回も告知した方がなお良かったと感じた。現地の写真がSNSにリアルタイムに掲がっていたのであればその辺りの説明もすればさらに判りやすく、なおこの番組の良さが伝わるのではと思った。

委 員:普段何気なく通っている場所にもいろいろなものがあることがわかり楽しく聴いた。青年会議所として国内・海外を問わず市外から来られる方々を案内する際に役立つと思った。

委員長:レポーターの「リンゴさん」という名前が聴いていてよく判らなかった。なぜ番組表記は「ラヂヲ」なのか。小学生が見たら間違えているのではないかと感じると思う。なぜ「歩き方」になっているのか。「歩く」のほうが判りやすいのではないか。このタイトルをつけた意味がよくわからない。

事務局:「地球の歩き方」という有名なガイド本に倣ってのものではないか。

委員長:今回紹介されていた中で桜翁(稲荷大明神)のみ存在を知らなかった。車で場所を確認しに行ったが一方通行が多く発見できなかった。

委 員:レポーターに対して各地で紹介してくれる方々の説明が生放送なのにとても判りやすく、一瞬録音番組ではないかと感じたくらいであった。皆さん話に慣れているのか。

事務局:学芸員の方々は元々の文化財ウォークでのご経験から対面での説明には慣れていたが、当初は放送では伝わりきらないことも多かった。しかし回を追うごとにラジオ放送で伝わるような説明にと時間配分を含め、改善を重ねてくださっている。学芸員は文化財の説明、レポーターは位置や現地の様子を伝えるという役割分担にも心がけている。

議長は委員にその他特に意見がない旨を確認し、本日の審議会を終了し閉会する旨を述べた。
社長は審議会で意見を頂いた事への謝意を述べ、閉会にあたって挨拶を行った。次回の審議会は令和3年9月7日午前10時、次々回の審議会は11月11日午前10時と決定した。
議長は午前11時20分に審議会閉会を宣した。議事の経過を明確にするため、議事録を作成し委員長及び出席委員の記名押印をする。

7.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法近畿総合通信局への提出が完了次第「さくらFM」のホームページ(URL http://sakura-fm.co.jp/) にて掲載。

令和3年7月6日
さくらFM株式会社