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2022.8.5

第112回 (令和4年度第2回) 番組審議会議事録

1.開催日時:令和4年6月8日(水)午前10時00分~11時30分
2.会  場:西宮市職員会館 1階 第1中会議室
3.委員の出席: 委員総数 :8名 / 出席委員数:8名

放送事業者側出席者:5名
代表取締役社長:1名
参 与:1名
統括部長:1名
放送部長:1名
西宮市:1名

4.議題
番組内容についての審議
「☆煌めく!あの日あの歌」
令和4年5月25日(水)19:00〜20:00  (再放送:29日 7:00〜 8:00)
懐かしい和洋のヒット曲をオリジナル音源で放送するオールリクエスト番組 。

5.議事概要
社長より審議をお願いする等の挨拶。事務局より委員総数8名中8名の出席で、過半数出席、会は有効に成立している旨の報告。その後、議題に沿って各委員から意見をいただき、必要に応じて放送事業者側が説明・回答しながら進行。

6.審議内容
番組の審議(発言要旨)

委員長:事務局よりの報告、回答について審議に入ります。お感じになった事を忌憚なく発言願いたい。

委 員:独特の声で雰囲気のある番組。話のテンポがよく、安心して聴ける番組だった。いろいろなジャンルの音楽が流れるので音楽好きな方は楽しめるのでは。

委 員:トークが少なく聴きやすかった。テーマに沿った選曲は誰がするのか。

事務局:この番組はオールリクエストです。いただいたリクエストの中から村田さんが選んでいる。

委 員: 元アナウンサーの名調子で聴きやすく、幅広い世代に聴いていただけると思う。誠実につくられているのが感じられた。サブスク等で(楽曲の)再認識ブレイクというトレンドがある。ナツメロに関して、当時の世相が伝わるようなコーナーがあればよいとは思った。時々でよいのでゲストも復活してもよいのではないか。

委 員:知らない曲の時代背景などがわかると、より曲の魅力を味わうことができるのではないか。そのような説明的なトークがもう少しあってもいいのではないかと思った。

事務局:以前はそのようなトークもしていたが、同じネタばかりになってしまうのと、リクエスト数が増えたので少しでも応えられるようトークを最低限に減らした。

委 員:非常に価値のある番組だと思った。大阪の実家の匂いまで感じた。パソコンで聴いていたが、一緒に聴いていた母が感激していた。様々なジャンルの曲が流れていたのはリクエストの有用性だと思う。

委 員:こういう番組があるということを初めて知った。両親の好きな曲だなと思いながら聴いた。

委 員:30代の自身は聴かない番組ではあるかと思うが、良い番組ではあると思う。

委員長:番組タイトルは思わせぶりと感じた。実際は曲名とリクエストした人の名前だけなのでチグハグな感じ。2015年からということはこの番組には歴史があるのですね。このようなリクエスト番組がもっとあってもよいのではないか。

委 員:授業でも言うのだが、今はあまりにも大量の情報が手軽に手に入りやすい。音楽に関してはいろいろな曲が安価で聴き放題の時代なので、以前のように新曲の発売日にレコード店で購入するようなことはない。だからこそ新しい曲に出会う時にプラスアルファの情報は大切ではないかと思う。

事務局:現在のパーソナリティーはまだ楽曲を購入する世代で、自身が購入した楽曲をスタジオで放送することでリスナーと一緒に聴いている感覚。パーソナリティー自身の体験談や思い出を絡めた話をすることにより「お勧め」にはより実感が伴う。他方、ネット検索で簡単に得られる情報はリスナーも同様に得ることができるので、中途半端な情報はむしろ不要な場合がある。開局時とは確実に状況は変化していて今は過渡期ではないかと思う。今は楽曲のみを放送して曲紹介をSNSでするという振り切った制作手法も通用するようになった。

議長は委員にその他特に意見がない旨を確認し、本日の審議会を終了し閉会する旨を述べた。
参与は審議会で意見を頂いた事への謝意を述べ、閉会にあたって挨拶を行った。次回の審議会は令和4年8月2日午前10時、次々回の審議会は10月6日午前10時と決定した。
議長は午前11時30分に審議会閉会を宣した。議事の経過を明確にするため、議事録を作成し委員長及び出席委員の記名押印をする。

7.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法
近畿総合通信局への提出が完了次第「さくらFM」のホームページ(URL https://sakura-fm.co.jp/) にて掲載。

令和4年6月8日
さくらFM株式会社